じゃがいもが梅雨に腐るのはなぜ?防ぐポイントを紹介 - たけさんのつぶやき
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じゃがいもが梅雨に腐るのはなぜ?防ぐポイントを紹介

じゃがいも 梅雨 腐る エンタメ

梅雨の時期は高温多湿で、じゃがいもが腐ることが多くなります。

また、じゃがいもが病気にかかりやすくなり、収穫が大きく影響を受けることがあります。

この記事では、

  • じゃがいもが梅雨時に腐りやすい理由
  • 種芋におすすめな品種
  • 適切な土壌管理や梅雨時の水管理
  • 収穫後の保管について

について紹介します。

ジャガイモ栽培についてお役に立てれば幸いです。

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じゃがいもが梅雨に腐るのはなぜ?

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じゃがいもは梅雨時に腐りやすくなる主な理由は、継続的な雨と湿度が高い環境にあります。

雨が多いこの時期は、地中に留まるじゃがいもがや種芋は湿気を帯びやすくなり、結果カビや腐敗が進行しやすくなります。

だからといって、地中のじゃがいもは腐ってしまう、ということになると、この時期はじゃがいもが食べられないということになります。。

しかし、店頭にじゃがいもがないということがなかった、なんてことはありませんよね。

腐らせる原因は、多湿多雨以外にもあるということです。

水はけが悪い

土の水はけが悪いと、余分な水が流れずに、土が湿ったままなので腐る可能性が高くなります。

じゃがいもはそもそも乾燥気味な環境を好野菜です。

高畝をした方が水はけがよくなるのでおすすめです。

雨が多過ぎる

近年の梅雨は、集中的に大雨が降り続くことがあります。

普段の雨であれば水はけの良い土であれば、土壌が過湿になることはほとんどありません。

ただ、集中豪雨のように雨が多すぎると、水はけの良い土壌であっても水が流れていかず、過湿となって腐る可能性が高くなります。

また、雨が多い年は病気も発生することが多く、土壌の中のイモだけではなく、葉や茎が黄色~茶色に変色するという症状が発生することがあります。

梅雨時期の収穫を避けるため3~4月に植え付けるのではなく、ゴールデンウィークにずらすのがいいでしょう。

傷がある

モグラや害虫によって、イモに傷がつくとそこから土壌の菌が侵入し、さらに雨で土壌が多湿なると腐りやすくなります。

土が濡れているときに収穫した

じゃがいもは地上の葉が枯れると収穫の時期と言われます。

雨上がりや雨が降っている日に収穫すると、ジャガイモの回りにベッタリとくっついてしまいます。

土が湿り気を含んでいるので、カビや腐敗の原因になり、長期保存に向きません。

土の中が乾燥している日に収穫することをおすすめします。

しかし、梅雨時期は何日も雨が続いて、土の中がなかなか乾燥しません。

梅雨時期に収穫したら、できるだけ早めに食べ切ってしまいましょう。

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じゃがいもが梅雨に腐るのはなぜ?

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じゃがいもは、見た目・臭い・触る・切るの4パターンで、腐っているか判断できます。

見た目でわかる状態

見た目でじゃがいもが腐っているかわかるポイントを紹介します。

カビが生えている

白いフワフワしたものが付着していると、それはカビです。

水で洗い落とせれば、食べられる可能性があります。

カビが生えている部分をカットして、断面の確認をしてみてください。

芽が出ている

芽が出ていると、目や周辺にソラニンなどの毒素がある可能性が高いです。

使う場合、目が生えている部分を根元ごと厚めにしっかりと取り除いてください。

大量に出ている場合は廃棄した方がいいでしょう。

緑に変色している

皮が緑色になっている場合も、天然毒素が多く含まれている可能性がかなり高いです。

使用する場合も、緑色の部分の皮を厚めにしっかり取り除いてください。

加熱しても毒素がなくなったり弱まったりするわけではありません。

不安な場合、全体的に緑色になっている場合は危険と考えて捨ててください。

茶色の汁が出ている

じゃがいもから茶色の汁が出ている場合は、腐っている可能性が高いです。

この場合も捨ててしまいましょう。

触ってわかる状態

じゃがいもは本来ごつごつと硬いです。

しかし、触って柔らかい場合、これは水分が抜けていることが考えられます。

食べても問題ありませんが、味は落ちているでしょう。

あまりにもぶよぶよとしている場合は腐っているので、捨ててしまいましょう。

臭いでわかる状態

腐っているかわからない場合は、においを嗅いでみましょう。

明らかに異臭がする場合は腐っているので、捨ててしまいましょう。

切ってからわかる状態

見た目も臭いも触感も問題ない場合、切って全体的に黒いと腐っている可能性が高いです。

しかし、中心が空洞になって周辺が黒い場合、じゃがいもの急成長により生じる現象です。

その部分を除けば、食べても問題ありません。

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じゃがいもが梅雨に腐るのを防ぐには

じゃがいもが梅雨に腐るのを防ぐには、植え付け時期をずらす以外にもポイントがあります。

耐病性が高い品種を選ぶ

じゃがいも栽培において、耐病性のある品種を選ぶことは、梅雨時における病気予防に非常に効果的です。

たとえば、「キタアカリ」や「メークイン」は、病気に強いと評価されています。これらの品種は、

土壌中の病原菌に対する耐性があり、特に軟腐病や疫病からの保護が期待できます。

栽培を始める前に、これらの品種の種イモを選んでおくことで、健康な成長を促し、リスクを低減できる可能性が高くなります。

適切な土壌管理と排水対策

適切な土壌管理はじゃがいもの健康に不可欠です。

土壌は緩く、良好な排水性があることが重要で、水はけの悪い土壌は病気のリスクを高めます。

排水を促進するために、砂や有機質の堆肥を土に混ぜることを推奨します。

また、高畝を作ることで、根元への水分の蓄積を防ぎ、根腐れや腐敗を抑制します。

梅雨時における適切な水やりとカバーの利用

梅雨の期間中は、過剰な水分がじゃがいもの病気を引き起こす主因となります。

適切な水やりとしては、土壌の表面が乾いてからたっぷりと水をやる方法が望ましいです。

また、雨が多い期間はビニールマルチや防水シートを使って、直接雨水がじゃがいもに触れるのを避けるのもおすすめです。

これにより、水分による病気のリスクを軽減できます。

じゃがいもは梅雨に腐るのはなぜ?収穫後の保管方法

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梅雨時の湿度が高い環境では、じゃがいもの保管方法に注意が必要です。

また、穫後のじゃがいもは、傷つけないように慎重に扱うことが重要です。

傷がつくと、そこから腐敗が進みやすくなります。

収穫したてのじゃがいもは、まず土や泥を優しく払い、乾燥させることから始めます。

じゃがいもを直射日光や湿度から守るために、通気性の良い涼しい場所に保管することが重要です。

湿度の低い涼しい場所に保管し、定期的に検査して、腐敗の兆候が見られた場合は速やかに使用するか、処分してくださいね。

じゃがいもまとめ

梅雨の時期は高湿度で、じゃがいもは病気にかかりやすく、収穫に影響が出ます。

これを防ぐには、品種選び、高畝のような水はけの良い土壌づくり、適切な水やりが重要となります。

腐ったじゃがいもは、見た目やにおいでわかることが多いですが、切ってからわかる場合もあります。

多くの場合、腐った部分を厚めに切り取れば食べられることもありますが、おかしいと思ったらすぐに廃棄しましょう。

この記事を読んで、梅雨時の対策の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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