梅雨の季節は、湿度と温度が高くなることで食品が腐りやすくなる時期です。
この記事では、
- この時期に腐りやすい理由
- どのような食品が腐りやすいのか
- 食中毒を防ぐための具体的な対策
- 適切な食品の保存方法にはどのようなものがあるのか
について紹介しています。
梅雨を安全に乗り切るための一助となれば幸いです。
梅雨に食べ物が腐る理由と対策を紹介!
梅雨に食べ物が腐りしやすい理由は、細菌やカビが好む条件が調っている時季だからです。
細菌やカビが好む環境とは
梅雨は、雨が多く降り湿気の多い日本の特有な気候であり、気温も高くなっていく時季です。
そのため、食中毒が発生しやすい時季とも言え、食品の安全には特に注意を払う必要があるのです。
細菌の増殖条件とその影響
細菌やカビの増殖に好ましい気温は35度前後といわれ、梅雨に腐りやすくなるということです。
特に、密閉されていなかったり湿気が多い場所に保管したりすると、食べ物は腐敗が進みやすくなるのです。
よく耳にする細菌といえば、サルモネラ、O-157、カンピロバクター、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などがあります。
これらの細菌は、特定の温度や湿度で活発に増殖し、食中毒の原因となることが多いです。
また加熱しても死なない細菌もいるのです。
梅雨時にはこれらの細菌から身を守るために、食品の取り扱いと保存方法に十分注意することが求められます。
梅雨に食べ物が腐るのはなぜ?時に気を付けたい食品
先述したように、細菌は梅雨の温暖で湿度の高い環境で特に活発になるそうです。
特に細菌が増えやすい食品はと言われる食品には、生卵、カレー、生野菜があります。
卵
卵を割った状態で放置していると、目には見えませんが最近は段々と増殖していきます。
いつ殻にヒビが入ったかわからない卵は、食べずに避けた方がいいでしょう。
カレー
夏といえば、カレーを作る機会が多くなりますよね。
しかし、作ったままにしておくと、やはり細菌が増殖していきます。
熱を取って出来るだけ早く冷蔵庫に入れてください。
生野菜
生野菜にも注意が必要です。
カット市や野菜は、部分から細菌が増殖しやすいと言われます。
作ったままにするのではなく、すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れ、できるだけ早く食べ切ってくださいね。
梅雨に食べ物が腐るのを防ぐ適切な保存方法とは
食べ物が腐って食中毒を防ぐには、適切で正しい保存をすることも大切です。
食品を冷蔵または冷凍保存することで、細菌の増殖を抑え、食品の鮮度を保持する効果的な方法です。
冷蔵庫は冷気を循環させて適温を保っているため、食べ物を詰め込み過ぎてしまうと、
- 冷気の循環が悪くなる
- 庫内が暗くなってあまり見えない
ということになります。
冷蔵保存のポイント
冷蔵室は、7割以下のゆったり収納がおすすめです。
棚の横幅を3等分して、3分の1のスペースを空けるように意識して下さい。
また、冷気の吹き出し口や照明の前や近くに食べ物を置くのはやめましょう。
ちょっと面倒と感じても大丈夫。
たいていの冷蔵庫には、吹き出し口や照明は真ん中についています。
真ん中を開けるように意識すると、吹き出し口や照明のスペース確保がしやすくなり、使いやすくなります。
冷凍保存のポイント
冷凍室は、7割以上のきっちり収納がおすすめです。
スカスカだとかえって電気代がかかってしまうので、空間を作らないように収納してください。
ただし、雑な収納は無駄な収納を作るので、立てて収納したり仕切りを使用して効率の良く収納することが重要です。
新鮮さを保つ保存方法
野菜は濡れたまま入れてしまうと、カビが生えやすくなってしまいます。
水分はしっかり拭きましょう。
例えばキュウリはそのままだと、腐りやすいです。
キッチンペーパーで1本ずつ包み、野菜の保存袋に入れ替えて野菜室に入れた方がいいです。
また、食べ物はジップロックのような密閉袋に入れてしっかり空気を抜いていくと、鮮度を保ちやすくなります。
お肉のまとめ買いをした場合、使用しない分はできるだけ早く小分けにして冷凍保存しましょう。
良い状態で日持ちさせることができます。
梅雨に食べ物が腐るのを防ぐために意識すること
梅雨の時期には、特に食品の購入計画をしっかりと立てることが重要です。
また、必要以上に購入すると、食べ物が腐るリスクが高まります。
物価の上昇で安いときにまとめ買いしたく なりますがなりますが、必要以上に買い物しないことで食品廃棄を防げ経済的です。
梅雨の食べ物まとめ
梅雨に食べ物が腐るの季節は、湿度と温度が高くなることで食品が腐りやすい時期です。
梅雨を安全に乗り切るためのチェックリスト
これらの習慣を身につけることで、を安全に保ち、健康的な生活を送ることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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